とこプリ
低解像度と高解像度、見え方の違い
こんにちは!とこプリWEBチームの永井です🙋♀️
前回の 大判印刷の解像度について に引き続き、今回は解像度による見え方の違いをご紹介していきます📝
◆300dpiと72dpiはどのくらい違う?
一般的に、WEBサイトなどに掲載されている写真、動画のスクリーンショットetc…は、72dpiしか無いことが多いです😱
一眼レフカメラで撮影された写真や、PhotoshopやIllustratorなど専用ソフトで作られた画像は作成時に解像度の設定ができるので、300~350dpiと高解像度が多いようです✨
(実は私、本業は映像編集なのですが、映像にはdpiという概念がないので今回の記事を書くために少し勉強しました📖🖊)
でも、パソコンやスマホから見るとどちらもそんなに違いは無くキレイに見える気がしますよね?
そこで…
データを作って検証してみました!

まずはPCのモニターで比較してみます🕵️♀️
A3サイズのキャンバス内に、左:72dpiのデータと右:300dpiのデータを並べてみました!
モニター内に収まる大きさ(縮尺16.67%)の状態だと、72dpiでも画像が粗いようには見えないです。
表示サイズを100%までアップしてみます…
(画像クリックで原寸大が見れます🔎)

ヒエェ……!!😲
◆実際に印刷してみる
確かに72dpiのほうは…色の境界などにノイズ?のようなものが出て…
全体的にぼやっとした印象になり…300dpiと比べてびっくりしましたが……、
モニター上でデータだけ見てもね😅💦ということで、
中間の150dpiで作ったデータも加えて実際にそのままA3サイズで印刷し、見え方を検証してみました!

まずは1メートルほど離れたところから撮影📷💥
これでも…3枚とも違いは無いような…🙄
30センチくらいまで一気に近付いてみました!



あぁ…😩
72dpiは細い線や小さい文字が潰れてしまい、150dpi&300dpiはそこまで違いが無いように見えます🔎
◆解像度比較のまとめ
実験を通して私も思ったことがあります…
🤔< じゃあ印刷データは全部300dpiで作ればいいんじゃない?綺麗だし!
ところが…弊社の 等身大パネル研究所・データ作成時の注意点 にも書かれていたのですが、大判印刷の場合、解像度が高すぎる画像は、ファイルサイズが膨大になり、正常に印刷できない場合がございます💦
実際私も何度か印刷用のデータを動かしていて、PCがフリーズすることがありました…😨😱
ということで…
メニュー表やカタログ、写真集など、近くで見る必要があるものは300dpi
ある程度離れて見ることを想定している大判印刷物は実寸で150~200dpi
WEBサイト掲載用などスマホやPCで見るような画像は72dpi
こんな感じで、用途に合わせて作製するといいかもしれませんね😀🌸
長くなってしまってすみません💦
最後までお読みいただきありがとうございました✨
――――――P.S.――――――
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